縄の呼吸。

人を縄で縛る事が好きだ。それは、私の縄を受けることによって、私の息遣いや時たま触れる肌や髪の感覚を微細に感じとり、私に縛られ動けなくなっていく感覚に身も心も委ねる心地の良さ、そのさまが相手の外側からありありと私に伝わるからである。むしろ私の縄に絆されてい...

2024/10/01 13:21

夏が逝くね。もう夜明けが近いよ。

茹だる夏から逃げるように、今年はたくさん自然に出向いた。陽光と木々と風と山の水に触れていると、清冽な力を貰えるようで、なんだかんだと私は漲っていた。その反動で内側へ向いた強大なエネルギーに私の内面がが圧迫されて、下へ下へ下降しはじめている秋のはじまり。そ...

2024/09/24 16:49

いつも言ってること。

行為として好きだと思うものはあるけれど、何より私は平伏する姿を見ることを愛する。私の為に頭を地につけ、祈り、救われたいと乞う姿を見たい。感情の発露する瞬間、脳のどこかが壊れそうな音、何か新しいものを目にした瞳の色、そんなのを見ていたい。その為に、暴力を行...

2024/09/20 18:33

鍛えるものは何か？

彼は、身体を鍛えることを私に指導されたいと言った。まさに調教である。そもそも私自身、身体を作っていかねばならぬのだ。美しい私でないと、誰が私に調教されたいと望むであろう？私は君臨していたいのである。美しい私の姿で彼らが屈するさまを眺めていたい。詳しくは傀...

2024/09/10 15:09

視覚

視線を絶やしたい。もちろん視覚を奪うことで自己の内部へと感覚を鋭くさせる意図もある。あえて私の視線を効かせる事もいい。ただ変態達の時に濡れたような、時に頭の回路千切れたような、何もかもを映し出すあなた達の瞳を遮断したくなる。しかしあなた達は私の姿をしか...

2024/09/04 01:12